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医食同源

好きな言葉で医食同源と言う言葉があります。

調べてみると下記のようですね。

 『病気を治療するのも日常の食事をするのも、ともに生命を養い健康を保つためには欠くことができないもので、源は同じだという考えです。古くから中国にある、体によい食材を日常的に食べて健康を保てば、特に薬など必要としないという薬食同源の考えをもとにした造語とも言われています。』

私のお野菜で健康になって欲しい!!みたいな事は烏滸がましくてなかなか口にはできませんが、少しでも日々の暮らしが穏やかで健やかな生活の一部になれればこの上なく幸いでございます。

この言葉を身近に触れたのは今から10数年前の神戸でCAさんで働かせていただいたときのこと。

お客様から様々な電話を受けました。

「お宅のお野菜を購入してから息子のアトピーがかなり改善された。ありがとう。」

「主人が大病を患っているが、症状の進行が緩やかになった。」

「妊娠中ぐらいは日々の食は見直したかったから、感謝してます。」

流通の間である八百屋さんで働かせていただいて、これ以上ないお電話でした。冨岡22歳は得も言われぬ気持ちと自分の感情が激しくゆれていることに気づきました。

その時、この仕事を一生の仕事にしたいと思いました。

話は変わり、就農して1年目~今でもお野菜をご購入してくださるお客様。

初めてお会いした際にアレルギー症状に苦しまれており、過去病気も多くされていると話をして頂きました。

私の影響は微々たる物だとは思いますが、配達するたびに食やお水、生活環境を良いものに変えられて、初めて会った時より健康になりお会いすると優しい笑顔で私も元気を頂けておりました。

今年は家の近所に畑をかり、ご主人様と自然栽培で自分に合ったお野菜も育て始めました。下関の未来のオーガニックに向けても活動されており、意欲的で心から尊敬をしております。

しかし、今年の夏ごろからご体調を悪くされ、10月も再度大きな病気をされお会いした際に元気がないのが心苦しかったです。

何かお力になれることはないかと悶々と考えておりました。

数日前配達に行った際、

「冨岡さんのお野菜も私の健康の一部です」

と言って頂けました。ご体調が悪いにも関わらず私に優しい言葉をかけていただけました。

その時フラッシュバックし、10年前何者でもなかった自分に回帰しました。嬉しい。

大人になればなるほど感動することが減りますが久しぶりに心が震えた気がします。同時に目に見えない責任感というスイッチが入りました。

がんばります。

お客様の毎日が穏やかになることを祈っております。

(医食同源)

私はお医者さんを大変尊敬します。ただ、この言葉にもある通り食もまた同等に大事。農業は素敵な仕事。皆さんの日々をより楽しくなるお手伝いを今後もしていきます。

明日も畑がんばりまーす❤️

冨岡 真弥