お野菜を作るうえで重要なのが土作り。
化学性肥料を使わずに土を柔らかくしてたっぷりの養分を与え、お野菜を元気にしてくれるのが「堆肥」です。
堆肥は植物性の生ゴミを微生物の力を借りて分解し、発酵させることで作ることができます。
でも、「生ゴミ」という響き…なんとなく嫌ですよね。
そこで、私は「漬け物堆肥」と呼んでいます!
料理の最中に出た野菜屑(いわゆる生ゴミ)はもちろんのこと、収穫したお野菜の外葉や果物等の皮、そして甘茶の葉を使い、芳醇な香りの「漬け物堆肥」を作ることができます。
お野菜を収穫し終わったら、実はこのように不要な葉をハサミで切り刻んで、漬け物堆肥の準備を同時並行でしています。
それらを以下のリンクの「マジックボックス」や「エコペール」に入れていきます。(コスパが良いコンポストグッズです♡)
【即日出荷】高儀 EM生活 マジックボックス 18L MB-18 生ごみリサイクル コンポスト
【在庫限り】グリーンパル EMエコペール 18L #18
「マジックボックス」と「エコペール」のどちらが良いとかはないので、色で選んでも良いかもしれません。
ちなみに、私は漬け物堆肥を作り続けていますので、これらのグッズを合計8個保有しています。
漬け物堆肥も完成まで一定期間必要なので、1週間に1個という頻度で作り、完成したら土に施すというサイクルを繰り返しています。
分量は、野菜屑1kgに対してぼかし肥料(※)を100~150g入れて、天然塩を少し加えることで発酵を整えています。
容量がいっぱいになったら空気を入れないように蓋をして、1週間発酵させます。
空気を入れないように、というのは、この漬け物堆肥は空気を嫌う性質の微生物を増やそうとしているものだからです(嫌気性発酵)。
なるべく温度変化が少ないところに保管しておきましょう。
夏は1週間でできますが、冬は1ヶ月くらいかかります。
生ゴミのような嫌な香りではなく、本当に漬け物のような香り!柑橘系や甘茶の効果もあるかもしれません。
この漬け物堆肥を使って土作りをする様子は以下のYouTubeをご参照ください。
※ぼかし肥料とは?
ぼかし肥料とは、米ぬかと菜種油かすと牡蠣殻を使用して水を加えながら混ぜた肥料です。
水を加える量は、手で握った時に3個くらいに肥料が分かれるくらいです。
これは畑の土の微生物そのものを活性化させるので、バランスが良い環境を作り出す有機肥料として使われています。